
紫外線は、肌にとって大敵とわかっているのに、たまに日焼け止めをするのを忘れたことはありませんか?
紫外線の怖さは、肌の老化を早めることです。
今は問題なくても、何年か後にはシミやたるみを招く原因となってしまいます。
そうならないために、UVケアの知識を知っておくことが大切です。
この記事では、日焼け止め選びの3つのポイントについて解説しています。
是非、参考にしてみてください。
1.日焼け止め(UVケア)の必要性
目に見えない紫外線の怖さは、肌の老化が早まることです。
紫外線を浴びると、肌を守るためにメラニン色素を出しますが、それがうまく排泄されない場合、それがシミの原因となります。
また、紫外線が肌の真皮に到達すると、コラーゲンを傷つけることで肌の弾力がなくなり、たるみの原因にもなります。
紫外線は、どのくらい浴びているか実感がないため、対策を怠りやすいです。
対策をするかしないかで5年後、10年後の肌は、大きく変わります。
紫外線には、A波とB波があり、どちらも原因になるので、両方防ぐことが大切です。
2.日焼け止め選びの3つのポイント
日焼け止め効果のある成分は、2種類あります。
- 紫外線吸収剤…紫外線を吸収する化学物質。紫外線を吸収すると、肌の上で化学変化を起こし紫外線の影響を和らげる。
- 紫外線散乱剤…紫外線を肌の上で反射させる物質。金属を酸化させた粉体や細かい粘土質の粉が用いられる。
2-1.SPFとPA
- SPF…紫外線B波をカットする。紫外線B波は、エネルギーが強くサンバーン(ヒリヒリする日焼け)を起こす。SPFは、何も塗っていない状態と比較して、サンバーンになるまでの時間を何倍にのばせるかの目安。SPF10なら、10倍にのばせるという意味。
- PA…紫外線A波をカットする。紫外線A波は、真皮まで到達し老化を促進する。「+」の数はカット力を表す。「+++」は非常に効果があるという意味。
SPFだけで日焼け止めを選ぶ傾向にありますが、PAも重要な指標ですので、両方を必ずチェックしましょう。
アウトドアでは、両方の数値が高い方がおすすめです。
ただ、数値が高いものは、肌への負担が大きくなるので、注意が必要です。
2-2.紫外線吸収剤フリー
敏感肌の人は、日焼け止め化粧品に入っている紫外線吸収剤が肌の刺激になることがあります。
そのため、「紫外線吸収剤フリー」「ノンケミカル」などと表示された紫外線吸収剤を含まないものを選ぶようにしましょう。
2-3.クリームや乳液タイプ
ローション、スプレー、ジェルなどは使用感が良く人気です。
しかし、ほとんどが吸収剤のみでできています。
吸収剤を含まないノンケミカルのものは、クリームや乳液タイプの中にあることが多いです。
3.日焼け止めの注意点
日焼け止めの効果は、塗る量が少ないと下がります。
例えば、SPF20を塗っても量が少ない場合、SPF10しか効果を発揮しないです。
日焼け止めの量は、実際はとても多く塗らないと意味がありません。
ほとんどの方が実際の1/4くらいしか塗っていません。
その場合の効果は1/20です。
多く塗ると、べたついて嫌だと思うので、シミのできやすい頬の骨あたりだけでも多めに塗るようにしてください。
そして、日焼け止めの量がすくないぶん、その上にパウダーファンデーションを重ねましょう。
より確実に紫外線をカットすることができます。
4.まとめ
いかがでしたか?
日焼け止め選びのポイントと注意点が理解できたと思います。
是非、参考にしてみてください。
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