
冬になると乾燥し、肌の水分量が減ります。
乾燥肌をケアしようと保湿をすると思います。
しかし、保湿に対する間違った知識があるのも事実です。
この記事では、間違った保湿方法5選を解説しています。
是非、参考にしてみてください。
1.保湿とは
保湿とは、湿気を保つ、肌の水分量を適切に維持するスキンケアです。
健康な肌の角質には、20~30%の水分が含まれています。
その水分が20%を切ると、乾燥肌になります。
冬場は特に水分が急激に蒸発するので、乾燥肌になりやすいです。
水分が蒸発しないようにするのが保湿の役割です。
2.間違った保湿方法5選
- 化粧水をたっぷりつける
- 化粧水はシートマスクでじっくり浸透させる
- 化粧水が蒸発しないように油分で蓋をする
- テカリ・ニキビ肌なので保湿はしない
- 肌の潤いを逃がさないように洗顔料はしっとりタイプを使う
これらはすべて間違った保湿の常識です。
人間の肌には、元々バリア機能という水分を維持する仕組みが備わっています。
バリア機能は、年々低下していくものなので、それを保湿というかたちで補ってあげる必要があります。
3.化粧水=保湿は間違い
肌の水分を補うためには化粧水をつければいいと思いがちですが、すぐ蒸発してしまうので意味がありません。
また、その蒸発を防ぐため乳液で蓋をしても保湿にはなりません。
実は、油分の保湿力はそれほど高くありません。
いくら乳液で蓋をしようと思っても、セラミドや水分保持力のある成分が少なければ肌は自然と乾いてしまいます。
それは、水分保持力のない油分を塗ったところで、その隙間を通って水分が蒸発してしまうからです。
乳液は、50~70%の水分と10~20%の油分でできています。
そもそも水の方が多いので、水分の蒸発を防ぐには物足りないのです。
本当の保湿とは、体の外から水分を補うのではなく、体の内側から出る水分を肌の中で維持できるようにサポートすることです。
4.正しい保湿方法
正しい保湿方法は、セラミドや水分をキープできる保湿成分の入った乳液を使うことです。
それは、乳液で蓋をするという意味ではなく、セラミドには水分を維持する働きがあるからです。
セラミドは、水溶性の成分ではないので、化粧水に配合しにくいものです。
美容液や乳液として取り入れるのがおすすめです。
保湿をする上で、水分をつかんで離さないということが重要なのです。
5.まとめ
いかがでしたか?
今まで常識と思っていた保湿方法が実は、間違っていたことに気づいたのではないでしょうか?
正しい保湿知識を身につけ、乾燥から肌を守ってみてください。
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