
年齢とともに肌も老化していきます。
その肌の老化の原因は、内的な要因と外的な要因があります。
この記事では、肌が老化するとはどういうことなのか解説しています。
是非、参考にしてみてください。
1.肌老化の内的な要因
1-1.活性酸素
酸素は紫外線、タバコ、ストレスなどをきっかけに活性酸素になることがあります。
活性酸素は細胞に攻撃的になり、肌を酸化(サビ)させます。
活性酸素のダメージを受けた肌は、正常な働きが鈍くなり、シワ、たるみ、シミが現れます。
1-2.睡眠不足
肌の一日のダメージをリセットするのが睡眠の役割です。
睡眠時間が不十分だと、肌の修復機能が働かず、一日のダメージが残ったままの状態になります。
1-3.栄養不足
肌を作るもとは、栄養です。
5大栄養素をバランスよく食べることが大切です。
ダイエットなどで糖質を抜くようなことはやめましょう。
糖質は、肌の細胞を作るうえで必要なエネルギー源ですので、糖質を完全に抜くことはしないでください。
1-4.血行不良
多くの細胞に栄養がいきわたることで健康的な肌になります。
その栄養を運ぶために、血液がスムーズに流れることが大切です。
血行が悪いと、正常なターンオーバーができず、古い角質が肌にたまり、血色悪く見えます。
冷えや運動不足が原因ですので、体を動かすことを心がけましょう。
1-5.ストレス
体に必要な酸素を有害な活性酸素に変えるのがストレスです。
ストレスは女性ホルモンに影響を与え、水分と油分のバランスが乱れて乾燥肌やニキビに悩まされます。
また、ストレスは副腎皮質ホルモンを多く消費します。
副腎皮質ホルモンは、炎症を抑えるために分泌されるものなので、ストレス対策に多く消費されてしまうと、肌に炎症が出ることもあります。
2.肌老化の外的な要因
2-1.紫外線
一番の肌老化の原因となる紫外線です。
肌老化の8割は紫外線が原因といわれています。
紫外線は、肌細胞のDNAを傷つけたり、肌のバリア機能を低下させ、シミやくすみの原因になります。
さらに、紫外線が真皮まで到達すると、コラーゲンやエラスチンが破壊され、シワやたるみの原因となります。
2-2.乾燥
肌の表面は、角質細胞と細胞間脂質(セラミドなど)により成り立っています。
乾燥すると、バリア機能が低下し、それらの間に紫外線や細菌などが入り、炎症が起きやすくなります。
シワやくすみ、吹き出物が現れます。
2-3.タバコ
タバコは百害あって一利なしです。
血行が悪くなり肌の細胞に十分な栄養が行きわたらなくなります。
また、副流煙は、活性酸素を発生させますので、それを除去しようとビタミンCなど肌に必要な成分がそこで使われ、栄養不足に陥ります。
2-4.大気汚染
排気ガス、黄砂、PM2.5などは肌にアレルギー反応を引き起こし、バリア機能が弱まることがあります。
その結果、肌が炎症を起こします。
3.肌が老化するとは?
肌が老化するとは、ダメージの修復が追い付かなくなり、肌トラブルが現れることです。
人は誰でも歳をとります。
それは避けては通れないものです。
肌のターンオーバーは、20歳を過ぎると遅くなるので、日々のダメージの修復が間に合わなくなってしまいます。
しかし、老化現象による影響は20%といわれており、残りの80%は紫外線といわれています。
つまり、紫外線対策をしていれば老化を遅らせることが可能ということです。
年齢のわりに肌がきれいな人がいるのは、日頃のUVケアと保湿ケア、食事をしっかりしていた結果です。
4.まとめ
いかがでしたか?
肌が老化する要因を解説しました。
とにかく紫外線対策を徹底することが老化を遅らせる一つの方法です。
当院では、美容鍼でターンオーバーを正常化し肌の老化を抑制します。
興味のある方は、「美容鍼について」をご参照ください。
この記事に関する関連記事
- くすみの原因と対策から治療法までを解説
- 黒ずみ毛穴の対策と治療法
- 眉間のしわをなんとかしたい!誰でもできるスキンケア
- シミの対策と治療法
- 確実な若返りへ!効果の高いリフトアップ治療とは
- ほうれい線のヒアルロン酸注射について
- ほうれい線の予防法!ほうれい線は消すことができる?
- 乾燥肌の治療とスキンケア対策について
- 食事と栄養を意識するだけで美肌になれる
- シワやたるみ予防のカギは線維芽細胞を活性化させること
- シミの原因となる基底層の衰えとは
- 肌の最大の役割は体を守ること
- 肌のターンオーバーで常に新しい肌を作り出す力
- 肌を守るバリア機能について
- 美容鍼とエステを同じ日に受けられる広島市の鍼灸院
- 美容鍼がニキビや吹き出物に効果的な理由
- 美容鍼が毛穴の悩みに効果的な理由
- 美容鍼が肌荒れに効果的な理由
- 美容鍼がしわに効果的な理由
- 美容鍼がクマに効果的な理由
- 美容鍼が目の下のたるみに効果的な理由
- 美容鍼がくすみに効果的な理由
- 美容鍼がほうれい線に効果的な理由
- 美容鍼がたるみに効果的な理由
- 顔のたるみを解消するには?それぞれの治療の特徴とは
- 敏感肌のための洗顔、化粧水、乳液のポイントとスキンケア方法
- 乳液とクリームどちらを選ぶ?
- 飲むコラーゲンは効果がない理由
- 肌の敵、活性酸素は細胞を傷つける
- クレンジングの正しいやり方【1分で終わらせることが大切】
- 保湿成分の種類と3つのタイプ
- 健康な肌の5つの条件
- 肌の潤いに重要なもの
- 間違った保湿方法5選
- セラミド配合の化粧品が保湿効果抜群
- 保湿は意味がないと思ってしまう5つの行動
- 間違ったスキンケアで肌が炎症を起こし老化をもたらす仕組み
- 顔のたるみの原因と対策
- 顔のたるみの改善&予防法5選
- シミの種類別の治療と化粧品の効果について
- ニキビや傷跡からできる炎症性色素沈着について
- 肝斑の原因は女性ホルモンの乱れ
- 老人性色素斑がシミの中で一番多い
- 脂漏性角化症はイボのように盛り上がる
- 老人性色素斑と脂漏性角化症の違い
- 老人性色素斑と肝斑の違い
- 肌のコラーゲンを増やす3つの成分と選び方
- 糖化とはコラーゲンが脆くなること
- 10代から現れる雀卵斑(ソバカス)について
- 美白化粧品の目的と選び方
- 老人性色素斑に化粧品は効果があるのか
- 肝斑に化粧品は効果があるのか
- 脂漏性角化症に化粧品は効果があるのか
- 雀卵斑(ソバカス)に化粧品は効果があるのか
- ニキビ跡(炎症性色素沈着)に化粧品は効果があるのか
- クレンジングが必要な理由と選び方
- 洗顔料の役割と選び方
- 正しい洗顔のやり方【1分で終わらせることが大切】
- シミができやすい肌とできにくい肌の違い
- 顔のたるみに効く食べ物
- 美肌を作る質の良い睡眠とは
- 日焼け止め選びの3つのポイントと注意点
- 日々蓄積される紫外線が肌老化の元凶
- 紫外線対策にはパウダーファンデーション
- 日焼け止めのSPFとPAの意味と環境に応じた選び方
- ピーリングが肌老化に効く仕組み
- ニキビ跡を薄くするケアとは
- ニキビ予防と対策4選
- ニキビは皮脂分泌を抑える食べ物で解消
- ニキビを治す6時間睡眠
- ニキビの原因とニキビができる理由
- ニキビの種類と対処
- ニキビには油分を抑えたスキンケア
- ニキビにはビタミンCが効果的
お電話ありがとうございます、
なかいし鍼灸院(美容鍼エステ公式ホームページ)でございます。