肌の最大の役割は体を守ること

肌の最大の役割は体を守ること

あなたは肌のことどのくらい知っていますか?

正しい知識があれば、肌の調子に応じたケアができ、トラブルを未然に防ぐことができます。

この記事では、肌の最大の役割は体を守ることについて解説しています。

是非、参考にしてみてください。

1.皮膚は3層構造

皮膚は3層構造

「肌をイメージしてください」というと、おそらく肌の表面をイメージすると思います。

私の場合は、画像のような断面図を思い浮かべます。

肌表面の下がどんな構造になっているか考えると、美容情報の見え方も今までとは変わってみえます。

皮膚は、上から表皮、真皮、皮下組織の3つの組織でできています。

その中でもスキンケアのメインは、「表皮」と「真皮」です。

2.体を守る表皮と肌の土台を作る真皮

表皮の役割は、外からの刺激を守るバリア機能です。

このバリア機能がうまく働かないと、乾燥肌やかゆみやヒリヒリ感を生じるなど敏感な肌になります。

肌の最大の役割は、このバリア機能によって体を守っていることです。

潤いを保ちながら肌の健やかさと美しさを守るのが表皮です。

真皮の役割は、肌の弾力を保ち、毛細血管が栄養と酸素を肌のすみずみまで届けることです。

つまり、肌の土台はこの真皮で作られます。

真皮には、肌の重要な成分であるコラーゲンやエラスチンなどがたくさんあります。

年々増加するシワやたるみの原因のひとつにコラーゲンの減少があります。

それらを改善するには、真皮にアプローチする必要があるということです。

3.表皮と真皮の連係で体を守っている

真皮にダメージが起こると、健康な表皮ができません。

逆に表皮の働きが悪くても真皮にダメージを与えてしまうことになります。

それぞれがお互いに連係し合いながら健康的な肌に育っていきます。

4.バリア機能の維持が大切

肌トラブルが生じたとき、まず考えてほしいことは、肌本来の役割です。

体を守るバリア機能です。

このバリア機能をしっかり維持することができれば、肌は自然と美しくなる力を備えています。

体内では、常に細胞が絶えず生まれ変わっているので、自己再生力を高めるためには、バリア機能維持を心がけてみてください。

5.まとめ

いかがでしたか?

肌本来の役割は、「体を守ること」です。

表皮と真皮の働きで健康的な肌ができあがります。

年齢とともに自己再生力も落ちてきますが、バリア機能の維持を心がけてみてください。

顔のたるみについて詳しくはこちら

この記事に関する関連記事

なかいし鍼灸院(美容鍼エステ公式ホームページ)