あなたは美肌を手に入れるためにスキンケアだけに力を入れていませんか?
確かにスキンケアはとても大切ですが、それだけでは綺麗な肌にはなりません。
肌を作っているのはあくまで食事から得た栄養から作られています。
食事と栄養を意識して理想の肌を手に入れましょう。
この記事では、美肌になるために食事と栄養が大切であることを解説しています。
是非、参考にしてみてください。
1.身体の内側から美肌を作っている
1-1.肌は栄養からできている
美しい肌を作るための材料となる栄養素がなければ、新しい肌を作り出すことができません。
例えばビタミンは、新陳代謝が良くなり、コラーゲンの産生を促進させることができます。
たんぱく質は、肌細胞の原料になるため食事で摂取しなければなりません。
栄養と肌は密接に関係しているので、肌トラブルに悩んでいる人は食生活を見直すことから始めてみましょう。
1-2.美肌を支えている腸内細菌
どんなにバランスのいい食事やサプリメントを飲んでいても、吸収される腸の状態が悪ければ何の意味もありません。
腸内細菌は、善玉菌、悪玉菌、中間の菌の3種類に分けられ、善玉菌の割合が多いと消化吸収が正常に行われます。
善玉菌の割合を増やすためにビフィズス菌や乳酸菌、オリゴ糖が含まれているものを食べて腸内環境を整えなければなりません。
まずは発酵食品を食べることから始めてみましょう。
1-3.女性ホルモン(エストロゲン)が肌に与える影響
ホルモンは、特定の内臓や組織を動かすために体内を循環しています。
その中で女性ホルモンのエストロゲンは美容に大きく関係しています。
エストロゲンは、コラーゲンの産生を促して美肌を作ります。
さらに肌だけに作用するだけでなく、自律神経を整え、妊娠にも関わっているなど日常生活にも欠かせないホルモンです。
そのホルモンも栄養状態が良くなければ作り出すことができないため、バランスのいい食事を意識することが大切です。
2.食べているものが肌を老化させているかも⁉
気づかない内に食べているものの中に老化を促進させている可能性があります。
もちろんそれを知らずに食べ続けると、どんどん老化は進んでいきます。
老化の促進を抑えるためには、抗糖化、抗酸化、抗炎症の3つのアンチエイジングを取り入れましょう。
3.身体が焦げていく糖化
3-1.糖化とは
身体の焦げともいわれている糖化は、急激に増えた糖質と体内にあるたんぱく質や脂質とが結びつくことによって細胞などを劣化させる現象です。
食事で急激に糖質を摂取し血液中に糖質が増えると、たんぱく質と結びつき身体を焦がしてしまいます。
焦がされたたんぱく質は除去されにくく、身体に残されます。
さらに身体の中で最も影響を受けるコラーゲンが焦げることで、肌の弾力やハリがなくなりシワに繋がります。
3-2.GIスコアを意識しよう
GIスコアとは炭水化物についている点数のことです。
消化され吸収されていくスピードなどを評価しています。
点数が高いと食後に血糖値を上がりやすく、身体への負担が大きくなります。
GIを意識するだけで、糖化を抑えられます。
- 高…白いパン、精白米、うどん、コーンフレーク、餅、ソウメン、スイカ、カボチ ャ、フライドポテト、ビスケット、トウモロコシ、ジャガイモ、こしあん
- 中…クロワッサン、パスタ、中華麺、玄米ご飯、パイナップル、ブドウ、ジャム類
- 低…全粒粉パスタ、大豆、緑黄色野菜、レモン、キノコ類、乳製品
4.身体を錆びさせていく酸化
4-1.酸化とは
活性酵素によって体が錆びていくことを酸化といいます。
活性酵素は、呼吸して酸素を取り入れた中の約2%生成されてしまいます。
他にも喫煙、ストレス、紫外線なども影響しています。
つまり身体に活性酵素ができてしまうのは仕方がないことなので、いかに酸化対策できるかがカギです。
対策として、食事で酸化の促進するものを食べないこと、促進を食い止めるものを食べることが重要です。
4-2.酸化を促進させてしまう食品
高脂肪食と油は、酸化を促進させます。
脂肪がすべて悪いわけではありませんが、アイスクリームなどに入っている飽和脂肪酸、マーガリンなどに含まれているトランス脂肪酸は避けたほうが良いでしょう。
油は長時間空気に触れているものや使い古された油は気を付けなければいけません。
特にスナック菓子、フライドポテト、油揚げなどは酸化しやすい食品です。
4-3.酸化の促進を抑えるもの
酸化を抑制させるのは、ビタミン、ミネラルなどの栄養素やファイトケミカルという成分です。
特にファイトケミカルは、植物が紫外線に負けないように生成された成分といわれているので、高い抗酸化作用があります。
食品としては大豆、トマト、緑茶などがいいです。
食事の際、色が多いほど酸化対策できるので意識してみましょう。
5.老化を促進させる炎症
5-1.炎症と老化の関係
炎症は、老化と大きく関わっています。
加齢によって炎症が起こりやすくなり慢性化してしまうと、細胞にダメージ与え続け、老化が進んできます。
ウイルスや有害物質などが原因で起こるものなので、酸化と同様に対策していくことが必要です。
5-2.炎症対策は油から始まる
油は、体内に炎症を促進させる物質を作り出します。
肌荒れ、アレルギー、アトピーなどを引き起こすこともあります。
油は大きく分けてオメガ3.6.9の3つに分けられます。
- オメガ3…中性脂肪の低下や血中のコレステロールが抑えられるなど生活習慣病の予防が期待される。αリノレン酸(亜麻仁油)、ドコサヘキサエン(DHA)、IPAなど。
- オメガ6…一般家庭や飲食店で多く使われる。リノール酸(ヒマワリ油)、アラキドン酸(肝油)など。
- オメガ9…は酸化しにくいので扱いやすく油として有名。オレイン酸(オリーブ油、キャノーラ油)など。
5-3.炎症を起こさせるのはオメガ6
体内で炎症を促進させるのは、オメガ6のリノール酸です。
油自体は必須脂肪酸なので、すべてが悪いというわけではありません。
家で使うときは、オメガ3のαリノレン酸(亜麻仁油、えごま油)を使うことを意識しましょう。
青背の魚に多く含まれていて、炎症を鎮め、脂肪の消費を助ける作用があります。
6.まとめ
いかかでしたか?
肌と栄養素は関係が深いです。
スキンケアだけでなく、今まで食べてきたもの見直して美しい肌を手に入れましょう。
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