保湿成分の種類と3つのタイプ

保湿成分の種類と3つのタイプ

化粧品には様々な保湿成分が配合されています。

肌の保湿に重要なものは、水分と保湿成分です。

水分が蒸発しないように保湿成分が水分を保持する力が必要です。

その保湿成分には3つのタイプがあります。

この記事では、保湿成分の種類と3つのタイプを解説しています。

是非、参考にしてみてください。

1.水を挟み込む保湿成分

水分をサンドイッチのように挟み込んで、保湿力を維持することができる成分で、水分保持力が一番強いです。

  • セラミド…水分保持力が一番強い保湿成分。細胞間脂質の40%を占め、湿度が一気に低下しても水分をキープすることができる。
  • スフィンゴ脂質…セラミド以外の細胞間脂質でセラミドと比較すると、水分保持力は弱い。
  • ステアリン酸コレステロール…セラミド以外の細胞間脂質でセラミドと比較すると、水分保持力は弱い。
  • 水素添加大豆レシチン…大豆の成分

2.水分を抱え込む保湿成分

スキンケア、ボディケア、ハンドクリームによく配合されている保湿成分です。

真皮層にある成分がよく使われていますが、そもそも化粧品は角質層までで真皮層まで浸透することはありません。

そのため、水分を抱え込んだままキープして角質層内の保湿として働きますので、水分を挟み込む保湿成分よりは効果は低いです。

  • ヒアルロン酸…真皮層にあるゼリー状の物質で敏感肌の人におすすめ。600倍近くの水分を蓄える力がある。
  • コラーゲン…真皮層では弾力を維持する力があるが、化粧品では、真皮層まで届かないので保湿成分止まり。
  • エラスチン…真皮層までは保湿力が高いが、化粧品が真皮層まで届かないので効果は低い。

3.水分をつかむ保湿成分

水分を吸湿する力があるが、乾燥している環境下では効果が低いです。

  • 天然保湿因子…角質細胞内にある水溶性の物質で、アミノ酸など20種類ほどの成分で構成されている。保湿力は低いが、使用感が良いため化粧水に配合されている。
  • グリセリン…吸湿性がよく化粧品によく使われている。保湿力は弱い。

4.まとめ

いかがでしたか?

保湿力が高い成分はセラミドで、水分を挟み込むことが重要です。

参考にしてみてください。

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