
肌の潤いに欠かせないものは、水分です。
しかし、水分だけでは乾燥により、すぐ蒸発してしまい肌の潤いを維持することができません。
水分以上に重要なものがあります。
この記事では、肌の潤いに重要なものを解説しています。
是非、参考にしてみてください。
1.肌の潤いに重要な保湿物質の働き
潤った肌とは、正しい保湿ができている肌のことです。
元々、肌は自ら保湿物質を作ることができます。
その保湿物質によって角質内に水分を閉じ込め、蓄えておくことができます。
この状態を肌が潤うといいます。
保湿物質がしっかり働いている状態では、湿度が低く空気が乾燥していても水分が蒸発することはありません。
保湿物質を作る力がなくなると、肌が乾燥し潤いがなくなります。
2.肌の潤いを保つセラミド
肌の潤いを保つ保湿物質は、皮脂、天然保湿因子、角質細胞間脂質(セラミドなど)の3つです。
この3つがバランスをとりながら、水分を維持しています。
角質の水分の割合は、
- 角質細胞間脂質(セラミドなど)…80%
- 天然保湿因子…17%
- 皮脂…3%
肌の潤いを保つ一番の保湿物質は、セラミド(角質細胞間脂質)です。
セラミドは、脂質です。
本来、脂質と水は仲が悪く、結合しません。
しかし、セラミドは水と結合することができ、セラミドと結合した水は、たとえ湿度が0%になっても蒸発することはありません。
セラミドは、水分をサンドイッチ状態に挟み込み、水分を一度つかまえると離しません。
また、角質の細胞と細胞の間を接着剤のようにくっつける働きもします。
水を挟み込み、しっかりと細胞間を接着しているからこそ、肌の水分をキープすることができます。
つまりセラミドは、悪い環境下においても柔軟に対応することができる重要な保湿物質なのです。
3.まとめ
いかがでしたか?
肌の潤いに重要なものは、セラミドです。
水分を豊富に含んだ化粧水より、セラミド配合の化粧品の方がはるかに保湿力があります。
是非、参考にしてみてください。
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