シミの原因となる基底層の衰えとは

シミの原因となる基底層の衰えとは

紫外線によって肌にシミができることは知られています。

では、肌のどの部分が影響しているのか知っていますか?

この記事では、シミの原因となる基底層の衰えについて解説しています。

是非、参考にしてみてください。

1.基底層とは

基底層とは

皮膚は、肌の表面から表皮、真皮、皮下組織の順番で成り立っています。

基底層とは、表皮の一番下にあります。

基底層は、薄いシートのような形状で表皮の中でも一番働きます。

2.基底層の働き

基底層の働き
  • 新しい肌細胞を生み出す生産工場
  • 真皮を守る
  • メラニンを作るメラノサイトがある

基底層の働きで特に重要なのが、表皮の細胞を作る役割です。

毛細血管から栄養と酸素が送られてきて、基底層にある細胞が分裂を開始します。

そして、新しい細胞が作られ、ターンオーバーの始まりです。

日に日に新しい細胞が角質層まで上がって、新しい肌として肌表面に現れてきます。

つまり、この基底層のスタート地点がしっかり働かないと、健康的な肌質にはならないのです。

また、真皮を守るとても重要な働きもします。

例えば表皮がダメージを受けても、ターンオーバーしているので、時間の経過とともに元通りに治りますが、もし真皮までダメージを受けてしまうと、元通りにはなりません。

そのため、基底層は基底膜と一緒になって強い膜を作り、真皮を守っているのです。

また、基底層には、シミの元になるメラニンを作るメラノサイトがあります。

真皮に紫外線が届かないようにメラニンを作ってブロックしています。

3.基底層が衰えるとシミができる

年齢を重ねると、基底膜が衰えメラニンがその下の真皮まで落ちてしまいます。

メラニンが落ちると、頑固なシミとなって残ります。

若い頃にたくさん紫外線を浴び、だんだんとシミができてくるのはこれが原因です。

また、規則正しい生活や食事を怠っていると、基底層の細胞に栄養と酸素がいかなくなるのでターンオーバーのサイクルが乱れます。

紫外線だけでなく、食生活も影響してきます。

無理なダイエットは禁物です。

4.まとめ

いかがでしたか?

シミの原因は基底層の衰えであることが理解できたと思います。

そして、真皮を守ることがいかに大切かわかったと思います。

肌トラブルは基底層を壊し、真皮にダメージを与える恐れがあります。

対策としては、紫外線と食生活に気をつけることが大切です。

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