
紫外線や老化現象でたるみが進行していくことは理解できても、できるだけ進行を防ぎ、予防をすることが大切です。
たるみの原因を医学的に理解すれば、どのような対策をすればいいかわかります。
この記事では、顔のたるみの原因と対策について解説しています。
是非、参考にしてみてください。
1.顔のたるみの原因
1-1.コラーゲンとエラスチン量が減る
コラーゲンとエラスチンの量が減ると、肌は弾力がなくなり、たるみやシワが進行していきます。
コラーゲンとエラスチンは、皮膚の真皮にある線維芽細胞(せんいがさいぼう)によって作られます。
年齢を重ねていくと、この線維芽細胞が少なくなります。
線維芽細胞が少ないということは、コラーゲンとエラスチンも少なくなるということです。
1-2.真皮と表皮の結びつきが緩くなる
弾力を保つ真皮と表面で潤いを保つ表皮で肌はできています。
この真皮と表皮の結びつきが緩くなると、重力の影響を受けて肌がたるみます。
特に皮膚の薄い目元、ゴルゴラインはたるみやすいため、一気に老けたような印象を与えてしまいます。
1-3.筋肉量の低下
肌は真皮だけでなく、筋肉にも支えられています。
年齢とともに筋肉のボリュームもなくなってしまうので、たるみが進行します。
特に頬が下がり、ほうれい線が目立ちやすいです。
また、脂肪の量が多い人もたるみが目立ちやすいです。
2.コラーゲンとエラスチン量が減る場合の対策
量が少ないなら増やせばいいという単純な発想で、飲むコラーゲンなど健康食品として販売されていますが、コラーゲンを飲んでも意味がありません。
上記で説明したように、線維芽細胞を活性化させることが重要です。
そのためには、ピーリングです。
- ピーリング…肌表面に溜まった角質を酸や酵素で溶かし、ターンオーバーを促進させ線維芽細胞を活性化させる。
年齢とともにターンオーバーは長くなるので、30代になったら肌の生まれ変わりをサポートするためにピーリングを取り入れてください。
3.真皮と表皮の結びつきが緩くなる場合の対策
コラーゲンやレチノール入りの化粧品を使ってみましょう。
レチノールはコラーゲンの生成を促す成分です。
たるみは加齢が大きな要因なので、ビタミンC、Eやポリフェノール配合の化粧品もおすすめです。
化粧品はあくまで、一時的な肌のハリ、シワを定着させない予防的な意味では効果的です。
4.筋肉量の低下に対する対策
丸顔の方や脂肪が多い方は、筋肉が減るとよりたるんで見えます。
脂肪を減らすというよりも筋肉を動かし鍛える方がいいです。
口や目を大きく開けたり、普段しない動きを取り入れるのも効果的です。
特に脂肪の多いフェイスラインは、スキンケアの際リンパマッサージを取り入れるといいです。
5.まとめ
いかがでしたか?
医学的な原因がわかれば、対策をとりやすいです。
セルフケアでも改善しない場合は、美容医療を受けることもできます。
美容医療では、ヒアルロン酸注射、高周波、レーザー照射などで肌にダメージを与え、真皮を再構築させる方法があります。
当院では、美容鍼で真皮や筋肉に刺激を与え、たるみを改善させますので、美容鍼に興味のある方は、ご連絡ください。
この記事に関する関連記事
- くすみの原因と対策から治療法までを解説
- 黒ずみ毛穴の対策と治療法
- 眉間のしわをなんとかしたい!誰でもできるスキンケア
- シミの対策と治療法
- 確実な若返りへ!効果の高いリフトアップ治療とは
- ほうれい線のヒアルロン酸注射について
- ほうれい線の予防法!ほうれい線は消すことができる?
- 乾燥肌の治療とスキンケア対策について
- 食事と栄養を意識するだけで美肌になれる
- シワやたるみ予防のカギは線維芽細胞を活性化させること
- シミの原因となる基底層の衰えとは
- 肌の最大の役割は体を守ること
- 肌のターンオーバーで常に新しい肌を作り出す力
- 肌を守るバリア機能について
- 美容鍼とエステを同じ日に受けられる広島市の鍼灸院
- 美容鍼がニキビや吹き出物に効果的な理由
- 美容鍼が毛穴の悩みに効果的な理由
- 美容鍼が肌荒れに効果的な理由
- 美容鍼がしわに効果的な理由
- 美容鍼がクマに効果的な理由
- 美容鍼が目の下のたるみに効果的な理由
- 美容鍼がくすみに効果的な理由
- 美容鍼がほうれい線に効果的な理由
- 美容鍼がたるみに効果的な理由
- 顔のたるみを解消するには?それぞれの治療の特徴とは
- 敏感肌のための洗顔、化粧水、乳液のポイントとスキンケア方法
- 乳液とクリームどちらを選ぶ?
- 飲むコラーゲンは効果がない理由
- 肌の敵、活性酸素は細胞を傷つける
- クレンジングの正しいやり方【1分で終わらせることが大切】
- 保湿成分の種類と3つのタイプ
- 健康な肌の5つの条件
- 肌の潤いに重要なもの
- 間違った保湿方法5選
- セラミド配合の化粧品が保湿効果抜群
- 保湿は意味がないと思ってしまう5つの行動
- 間違ったスキンケアで肌が炎症を起こし老化をもたらす仕組み
- 顔のたるみの改善&予防法5選
- シミの種類別の治療と化粧品の効果について
- ニキビや傷跡からできる炎症性色素沈着について
- 肝斑の原因は女性ホルモンの乱れ
- 老人性色素斑がシミの中で一番多い
- 脂漏性角化症はイボのように盛り上がる
- 老人性色素斑と脂漏性角化症の違い
- 老人性色素斑と肝斑の違い
- 肌のコラーゲンを増やす3つの成分と選び方
- 糖化とはコラーゲンが脆くなること
- 10代から現れる雀卵斑(ソバカス)について
- 美白化粧品の目的と選び方
- 老人性色素斑に化粧品は効果があるのか
- 肝斑に化粧品は効果があるのか
- 脂漏性角化症に化粧品は効果があるのか
- 雀卵斑(ソバカス)に化粧品は効果があるのか
- ニキビ跡(炎症性色素沈着)に化粧品は効果があるのか
- クレンジングが必要な理由と選び方
- 洗顔料の役割と選び方
- 正しい洗顔のやり方【1分で終わらせることが大切】
- シミができやすい肌とできにくい肌の違い
- 顔のたるみに効く食べ物
- 美肌を作る質の良い睡眠とは
- 日焼け止め選びの3つのポイントと注意点
- 日々蓄積される紫外線が肌老化の元凶
- 紫外線対策にはパウダーファンデーション
- 日焼け止めのSPFとPAの意味と環境に応じた選び方
- ピーリングが肌老化に効く仕組み
- ニキビ跡を薄くするケアとは
- ニキビ予防と対策4選
- ニキビは皮脂分泌を抑える食べ物で解消
- ニキビを治す6時間睡眠
- ニキビの原因とニキビができる理由
- ニキビの種類と対処
- ニキビには油分を抑えたスキンケア
- ニキビにはビタミンCが効果的
- 肌が老化するとは?
お電話ありがとうございます、
なかいし鍼灸院(美容鍼エステ公式ホームページ)でございます。